アイヴィーシナリオ25B-1
2013.12.24 (Tue) | Category : memo
■背景:保健室
【##NAME1##】
……私、アイヴィーさんのことが好きです。
【ソクーロフ】
……そう。やっと、君の心と言葉が一致したね。
それが君の素直で大切な気持ちだ。
【##NAME1##】
……
【ソクーロフ】
それで、君の気持ちは、あの男にはまだ伝えていないのかい?
【##NAME1##】
そ、そりゃそうですよ……
【ソクーロフ】
どうして伝えないんだい?
【##NAME1##】
ど、どうしてって……
【ソクーロフ】
このままだと、あの男は君に何も言わないまま、
君の前から消えてしまうよ?
【##NAME1##】
えっ? アイヴィーさんが私の前から消えてしまうって、
どういうことですか?
【ソクーロフ】
##NAME1##。ここ最近、何度か、
あの男に電話をかけてくれたんじゃないのかな?
【##NAME1##】
あ、はいっ! お祭りが終わってから、
二回くらい電話したんですけど、
何のお返事もなくて……って!
そんなこと、どうして博士が知ってるんですか!?
【ソクーロフ】
見かけたからだよ? 祭のあと、
アイヴィーは保健室に入院させていた、と言っただろう?
その間も彼のiPhoneは何度か鳴っていた。
職場からかかってきた電話にはすぐに出ていたが、
鳴っているのに出ない時もあったんだ。
まるで、懺悔するかのように目を瞑り、
鳴り続けるiPhoneを握り締めていたよ。
【##NAME1##】
……
【ソクーロフ】
99%、それが君からの電話だったと思うよ?
あの男は、相手が君だと解っていて、
敢えて、出なかったんだ。
【##NAME1##】
……どうしてですか?
【ソクーロフ】
フッ。流石に、そこまでは教えられないね。
本人に聞いてみてくれるかい?
【##NAME1##】
でも、次も電話に出て貰えなかったら……
【ソクーロフ】
協力するよ。
【##NAME1##】
え?
【ソクーロフ】
私が君達に協力する。
次回、君があの男に電話をした時は必ず電話に出させてみせる。
君達が今まで言えなかった想いを伝え合えるように、
影ながらフォローさせて頂くよ。
【##NAME1##】
そんな……どうして博士が、
そこまで私達に協力してくれるんですか?
【ソクーロフ】
おや? そんなに不思議かい?
【##NAME1##】
はい、とても……
【ソクーロフ】
友情に熱い男、とは思って貰えないのかな?
【##NAME1##】
いやー、ちょっと……あ、いえ、スミマセン……
【ソクーロフ】
フフッ。そうか。やはり、君には敵わないようだね。
【##NAME1##】
……と、言いますと?
【ソクーロフ】
君が思う通り、私はね?
『友情に熱い男』ではなく『非情な研究者』なんだよ。
私は君と、取り引きがしたいんだ。
【##NAME1##】
……トリヒキ?
【ソクーロフ】
そう。取り引き。私が君に協力する代わりに、
君も、私に協力して欲しいことがあるんだ。
……このようなことを他人に頼むなど、
カウンセラーとしては、失格だがね。
【##NAME1##】
カウンセラー失格の頼み事って……
【ソクーロフ】
……本当は、私一人の力で辿り着きたかった。
だが、六年かけても不可能だった。
おそらくこの先も、私ではゴールに辿り着けないのだろう。
これは、世界中で、たった一人、君にしかできないことなんだ。
だから私は、君に託したい。カウンセラーとして、
許されない行為でも、君に賭けてみたいんだ。
【##NAME1##】
ちょ、ちょっと待って下さい。何のことなんですか、一体……
【ソクーロフ】
聞いてくれるかい? 私の頼みを。
【##NAME1##】
……私でお役に立てるか約束できないですけど、
とりあえず、話だけ聞かせて下さい。
【ソクーロフ】
ありがとう、##NAME1##。頼みというのはね?
何年かかっても良いんだが、
あの男の秘密を聞き出し、あとで私に教えて欲しいんだ。
もちろん、私に口外することは、アイヴィー本人には内密にね?
【##NAME1##】
ええっ!?
【ソクーロフ】
どうだい? 実に姑息で卑怯な頼み事だろう?
【##NAME1##】
い、いやあ、そこまでは思っておりませんけれども……
【ソクーロフ】
おや、そうかい? 私は自分で思っているのだけれどね。
カウンセラーを務める者として、クライアントの信頼を裏切る、
極めて非道な行為だと。
【##NAME1##】
ご自分でそう思ってるのに、どうしてそんな頼み事を私に?
【ソクーロフ】
知りたいんだ。
【##NAME1##】
……
【ソクーロフ】
どうしても、答えが知りたい。
出会った時からずっと知りたいと思っていたが叶わずにいた。
私の手で聞き出すことができないのなら、
せめて、答え合わせだけでも。
【##NAME1##】
答え合わせ? じゃあ、博士は答えを持ってるってことですか?
【ソクーロフ】
……ああ。推測だがね。
こうだったのではないか、という想像はあるよ。
先日、ふと、答えが降りてきたんだ。
私の回答が、正解でないことを祈っているがね。
【##NAME1##】
……それで、私に聞き出して欲しいアイヴィーさんの秘密って、
一体何のことなんです?
【ソクーロフ】
あの男が、物理的、かつ精神的に、
胸に負った深い古傷のことだよ。
【##NAME1##】
胸の傷? ……あ。それって左胸にある切り傷のことですか?
【ソクーロフ】
これは驚いたね。その傷だ。
まさか、既に本人の口から聞いているのかい?
【##NAME1##】
いえ、偶然見ちゃったと言いますか、
電話したら、アイヴィーさんがシャワー上がりで……
というか、最初に出たのはシルヴァンさんだったんですけど……
【ソクーロフ】
成程、シルヴァンが。なかなかの修羅場を経験したようだね?
偶然とは言え、君が既に傷を見ているなら話は早い。
##NAME1##。その時、傷について、
本人は何も口にしなかったんだろう?
【##NAME1##】
はい。
(シルヴァンさんに告白されてそれどころじゃなかったし……)
【ソクーロフ】
私が見るに、あの古傷は、あの男にとって生涯で最も深い傷だ。
しかし、それについて、本人は語ろうとしない。
私がこれまで、何度尋ねても決して口を割ろうとはしなかった。
【##NAME1##】
じゃあ、本人にとって、
誰にも言いたくないことなんじゃないですか?
博士にも話さないってことは、
何か、どうしても言えない理由があるのかも。
もし、そうなら、無理に聞き出さないほうが
良いんじゃないでしょうか?
【ソクーロフ】
うん。私もね、そう考えていて時期もあったよ。
しかし、あの男の観察を続ける程、『声』が聞こえてくるんだ。
「いつか、誰かに話したい」「全てを打ち明けてしまいたい」と。
あの男は心の奥底で、そう願っているんだよ。
【##NAME1##】
そんな秘密を、私に聞き出せというんですか?
博士で無理だったのなら、私にもできませんよ。
【ソクーロフ】
できるよ、君なら。必ずね。
【##NAME1##】
(……どうして、そんなふうに言い切れるんだろう?)
【ソクーロフ】
さあ、どうかな? 私と取り引き、してくれるかい?
【##NAME1##】
えっと……私が次にアイヴィーさんに電話した時、
必ず電話に出るよう博士が取り計らってくれる代わりに、
私が、アイヴィーさんの傷について聞き出して、
それを博士に教える、という取り引き、ですよね?
【ソクーロフ】
うん。ちなみに、君のほうは期限を設けないよ。
いくら君でも、すぐには無理だろうからね。
何年かかっても良いんだ。
もし上手く聞き出せた時、私のことを覚えていたら、
私にもそっと答えを教えて欲しい。
【##NAME1##】
博士……
【ソクーロフ】
そう考えれば、短期的には君に有利で、
決して君には損のない取り引きだと思うが。
どうだろう? 協力して貰えるかな?
【##NAME1##】
……解りました。協力します。
【ソクーロフ】
取り引き成立、だね。ありがとう、##NAME1##。
【##NAME1##】
でも、博士。私が博士に協力する気になったのは、
ギブ・アンド・テイクというだけじゃありませんから。
【ソクーロフ】
ん? ではどうして協力してくれるんだい?
【##NAME1##】
博士が『非情な研究者』としてじゃなく、
きっと『六年間、傍に居た友人』として、
アイヴィーさんのことを心配してくれてるからです。
アイヴィーさんが自分の過去を誰かに告白することが、
アイヴィーさんにとって、とても重要なことだって、
それが何よりの癒やしになる筈だって、
博士は、そう思っているんでしょう?
だから私は協力します。
アイヴィーさん本人と、友人を想う博士の為に。
【ソクーロフ】
フフッ。
【##NAME1##】
もう! どうしてそこで笑うんですか?
私は真面目に言ってるんですよ!
【ソクーロフ】
ああ、すまない。しかし、本当に君は……
【##NAME1##】
……何ですか?
【ソクーロフ】
いや、すまない。何でもないよ。
【##NAME1##】
(気になる……)
【ソクーロフ】
ああ、すっかり長話になってしまったね。
すまない。では、そろそろ失礼しようかな。
【##NAME1##】
あ、はい。解りました。
【ソクーロフ】
ああ、そうだ。
確実に、あの男を電話に出させる為に、
電話をする前、私に一本、メールをくれるかね?
もし、タイミング悪く、私が居ない間に、
電話が来たら、私も対応できないから。
【##NAME1##】
そっか、そうですね。
【ソクーロフ】
では、すまないが、今、口頭で、
君のメールアドレスを教えてくれるかな?
【##NAME1##】
あ、はい。私のアドレスは――
【ソクーロフ】
――うん……うん。解ったよ、ありがとう。
では後程、試しにメールを送るから、
私のメールアドレスも登録して欲しい。
【##NAME1##】
はい、解りました。
【ソクーロフ】
今日は、本当に君と話せて良かった。
ありがとう、##NAME1##。
君達の幸福な未来を心から願っているよ?
【##NAME1##】
気が早いと思いますけど……ありがとうございます。
じゃ、失礼します。おやすみなさい。
【ソクーロフ】
うん。おやすみ、##NAME1##。
【##NAME1##】
……私、アイヴィーさんのことが好きです。
【ソクーロフ】
……そう。やっと、君の心と言葉が一致したね。
それが君の素直で大切な気持ちだ。
【##NAME1##】
……
【ソクーロフ】
それで、君の気持ちは、あの男にはまだ伝えていないのかい?
【##NAME1##】
そ、そりゃそうですよ……
【ソクーロフ】
どうして伝えないんだい?
【##NAME1##】
ど、どうしてって……
【ソクーロフ】
このままだと、あの男は君に何も言わないまま、
君の前から消えてしまうよ?
【##NAME1##】
えっ? アイヴィーさんが私の前から消えてしまうって、
どういうことですか?
【ソクーロフ】
##NAME1##。ここ最近、何度か、
あの男に電話をかけてくれたんじゃないのかな?
【##NAME1##】
あ、はいっ! お祭りが終わってから、
二回くらい電話したんですけど、
何のお返事もなくて……って!
そんなこと、どうして博士が知ってるんですか!?
【ソクーロフ】
見かけたからだよ? 祭のあと、
アイヴィーは保健室に入院させていた、と言っただろう?
その間も彼のiPhoneは何度か鳴っていた。
職場からかかってきた電話にはすぐに出ていたが、
鳴っているのに出ない時もあったんだ。
まるで、懺悔するかのように目を瞑り、
鳴り続けるiPhoneを握り締めていたよ。
【##NAME1##】
……
【ソクーロフ】
99%、それが君からの電話だったと思うよ?
あの男は、相手が君だと解っていて、
敢えて、出なかったんだ。
【##NAME1##】
……どうしてですか?
【ソクーロフ】
フッ。流石に、そこまでは教えられないね。
本人に聞いてみてくれるかい?
【##NAME1##】
でも、次も電話に出て貰えなかったら……
【ソクーロフ】
協力するよ。
【##NAME1##】
え?
【ソクーロフ】
私が君達に協力する。
次回、君があの男に電話をした時は必ず電話に出させてみせる。
君達が今まで言えなかった想いを伝え合えるように、
影ながらフォローさせて頂くよ。
【##NAME1##】
そんな……どうして博士が、
そこまで私達に協力してくれるんですか?
【ソクーロフ】
おや? そんなに不思議かい?
【##NAME1##】
はい、とても……
【ソクーロフ】
友情に熱い男、とは思って貰えないのかな?
【##NAME1##】
いやー、ちょっと……あ、いえ、スミマセン……
【ソクーロフ】
フフッ。そうか。やはり、君には敵わないようだね。
【##NAME1##】
……と、言いますと?
【ソクーロフ】
君が思う通り、私はね?
『友情に熱い男』ではなく『非情な研究者』なんだよ。
私は君と、取り引きがしたいんだ。
【##NAME1##】
……トリヒキ?
【ソクーロフ】
そう。取り引き。私が君に協力する代わりに、
君も、私に協力して欲しいことがあるんだ。
……このようなことを他人に頼むなど、
カウンセラーとしては、失格だがね。
【##NAME1##】
カウンセラー失格の頼み事って……
【ソクーロフ】
……本当は、私一人の力で辿り着きたかった。
だが、六年かけても不可能だった。
おそらくこの先も、私ではゴールに辿り着けないのだろう。
これは、世界中で、たった一人、君にしかできないことなんだ。
だから私は、君に託したい。カウンセラーとして、
許されない行為でも、君に賭けてみたいんだ。
【##NAME1##】
ちょ、ちょっと待って下さい。何のことなんですか、一体……
【ソクーロフ】
聞いてくれるかい? 私の頼みを。
【##NAME1##】
……私でお役に立てるか約束できないですけど、
とりあえず、話だけ聞かせて下さい。
【ソクーロフ】
ありがとう、##NAME1##。頼みというのはね?
何年かかっても良いんだが、
あの男の秘密を聞き出し、あとで私に教えて欲しいんだ。
もちろん、私に口外することは、アイヴィー本人には内密にね?
【##NAME1##】
ええっ!?
【ソクーロフ】
どうだい? 実に姑息で卑怯な頼み事だろう?
【##NAME1##】
い、いやあ、そこまでは思っておりませんけれども……
【ソクーロフ】
おや、そうかい? 私は自分で思っているのだけれどね。
カウンセラーを務める者として、クライアントの信頼を裏切る、
極めて非道な行為だと。
【##NAME1##】
ご自分でそう思ってるのに、どうしてそんな頼み事を私に?
【ソクーロフ】
知りたいんだ。
【##NAME1##】
……
【ソクーロフ】
どうしても、答えが知りたい。
出会った時からずっと知りたいと思っていたが叶わずにいた。
私の手で聞き出すことができないのなら、
せめて、答え合わせだけでも。
【##NAME1##】
答え合わせ? じゃあ、博士は答えを持ってるってことですか?
【ソクーロフ】
……ああ。推測だがね。
こうだったのではないか、という想像はあるよ。
先日、ふと、答えが降りてきたんだ。
私の回答が、正解でないことを祈っているがね。
【##NAME1##】
……それで、私に聞き出して欲しいアイヴィーさんの秘密って、
一体何のことなんです?
【ソクーロフ】
あの男が、物理的、かつ精神的に、
胸に負った深い古傷のことだよ。
【##NAME1##】
胸の傷? ……あ。それって左胸にある切り傷のことですか?
【ソクーロフ】
これは驚いたね。その傷だ。
まさか、既に本人の口から聞いているのかい?
【##NAME1##】
いえ、偶然見ちゃったと言いますか、
電話したら、アイヴィーさんがシャワー上がりで……
というか、最初に出たのはシルヴァンさんだったんですけど……
【ソクーロフ】
成程、シルヴァンが。なかなかの修羅場を経験したようだね?
偶然とは言え、君が既に傷を見ているなら話は早い。
##NAME1##。その時、傷について、
本人は何も口にしなかったんだろう?
【##NAME1##】
はい。
(シルヴァンさんに告白されてそれどころじゃなかったし……)
【ソクーロフ】
私が見るに、あの古傷は、あの男にとって生涯で最も深い傷だ。
しかし、それについて、本人は語ろうとしない。
私がこれまで、何度尋ねても決して口を割ろうとはしなかった。
【##NAME1##】
じゃあ、本人にとって、
誰にも言いたくないことなんじゃないですか?
博士にも話さないってことは、
何か、どうしても言えない理由があるのかも。
もし、そうなら、無理に聞き出さないほうが
良いんじゃないでしょうか?
【ソクーロフ】
うん。私もね、そう考えていて時期もあったよ。
しかし、あの男の観察を続ける程、『声』が聞こえてくるんだ。
「いつか、誰かに話したい」「全てを打ち明けてしまいたい」と。
あの男は心の奥底で、そう願っているんだよ。
【##NAME1##】
そんな秘密を、私に聞き出せというんですか?
博士で無理だったのなら、私にもできませんよ。
【ソクーロフ】
できるよ、君なら。必ずね。
【##NAME1##】
(……どうして、そんなふうに言い切れるんだろう?)
【ソクーロフ】
さあ、どうかな? 私と取り引き、してくれるかい?
【##NAME1##】
えっと……私が次にアイヴィーさんに電話した時、
必ず電話に出るよう博士が取り計らってくれる代わりに、
私が、アイヴィーさんの傷について聞き出して、
それを博士に教える、という取り引き、ですよね?
【ソクーロフ】
うん。ちなみに、君のほうは期限を設けないよ。
いくら君でも、すぐには無理だろうからね。
何年かかっても良いんだ。
もし上手く聞き出せた時、私のことを覚えていたら、
私にもそっと答えを教えて欲しい。
【##NAME1##】
博士……
【ソクーロフ】
そう考えれば、短期的には君に有利で、
決して君には損のない取り引きだと思うが。
どうだろう? 協力して貰えるかな?
【##NAME1##】
……解りました。協力します。
【ソクーロフ】
取り引き成立、だね。ありがとう、##NAME1##。
【##NAME1##】
でも、博士。私が博士に協力する気になったのは、
ギブ・アンド・テイクというだけじゃありませんから。
【ソクーロフ】
ん? ではどうして協力してくれるんだい?
【##NAME1##】
博士が『非情な研究者』としてじゃなく、
きっと『六年間、傍に居た友人』として、
アイヴィーさんのことを心配してくれてるからです。
アイヴィーさんが自分の過去を誰かに告白することが、
アイヴィーさんにとって、とても重要なことだって、
それが何よりの癒やしになる筈だって、
博士は、そう思っているんでしょう?
だから私は協力します。
アイヴィーさん本人と、友人を想う博士の為に。
【ソクーロフ】
フフッ。
【##NAME1##】
もう! どうしてそこで笑うんですか?
私は真面目に言ってるんですよ!
【ソクーロフ】
ああ、すまない。しかし、本当に君は……
【##NAME1##】
……何ですか?
【ソクーロフ】
いや、すまない。何でもないよ。
【##NAME1##】
(気になる……)
【ソクーロフ】
ああ、すっかり長話になってしまったね。
すまない。では、そろそろ失礼しようかな。
【##NAME1##】
あ、はい。解りました。
【ソクーロフ】
ああ、そうだ。
確実に、あの男を電話に出させる為に、
電話をする前、私に一本、メールをくれるかね?
もし、タイミング悪く、私が居ない間に、
電話が来たら、私も対応できないから。
【##NAME1##】
そっか、そうですね。
【ソクーロフ】
では、すまないが、今、口頭で、
君のメールアドレスを教えてくれるかな?
【##NAME1##】
あ、はい。私のアドレスは――
【ソクーロフ】
――うん……うん。解ったよ、ありがとう。
では後程、試しにメールを送るから、
私のメールアドレスも登録して欲しい。
【##NAME1##】
はい、解りました。
【ソクーロフ】
今日は、本当に君と話せて良かった。
ありがとう、##NAME1##。
君達の幸福な未来を心から願っているよ?
【##NAME1##】
気が早いと思いますけど……ありがとうございます。
じゃ、失礼します。おやすみなさい。
【ソクーロフ】
うん。おやすみ、##NAME1##。
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